子育てフルで疲れていても地震はやってくる 3.11 9年前の私の感覚は麻痺していた
東日本大震災から今日で9年
当時の私は2歳11か月と11か月の二人の乳幼児の子育てに専念している時期でした。
ママが一番疲れているって時期ですね。
あの時は例にもれず頭痛で寝込んでおり 何度見せたかわからない「となりのトトロ」の録画が流れていました。
神奈川でも震度5
鉄のストレージがガタガタと音が鳴り
鴨居に置いていたお札が落ちてきたのを覚えています。
さすがの子どもたちも「おうちがゆれてるよー」とびっくりしていましたが、頭痛の時の私の反応はいつもの40%程度・・・
数年前に宮城での大きめの地震を経験していたので
これくらいは大丈夫。
と判断し トトロを改めて再生したのでした。
その後 この地震の被害が尋常ではないことを知っていくのですが・・・・
私自身がこの時期 いっぱいいっぱいで、この震災をしっかりと受け入れられませんでした。
TVやネットから流れる被害状況・・・・
見るたびに 蓋をするように 自分の感覚を遠ざけました。
無意識のうちに「今の私には受け止められない・・・」と感じたのかもしれません。
私は東北の出身です。故郷の状況から目を背けるなんて 人としてどうなんだろう・・・後ろめたい気持ちがありながら
実世界では 子どものお世話と家事で いっぱいいっぱいだったのです。
- 子育てってそれくらい 人間のキャパを使うんだ
- 健康でいないと いざという時に正しい行動がとれないんだ
ということを思います。
今、まさに幼子の子育てをしていらっしゃる皆様、どうぞ健康でお過ごしくださいね。
今、あなたとお子さんが生きていてくれることに感謝します
9年前 何も感じることもできず これといった行動もとれなかった私ですが
3月11日、今ここに生きていられるということ 家族の命があるということに 感謝して立ち止まる日にしたいと思っています。
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