子どもスペースの片付けでびっくりする効果①自分で出来ることが増える
普段何気なく暮らしている家ですが、子どもにとっては毎日がハードルの連続なのですが 感じたことはありませんか?
これは幼稚園で働いていたからこそわかるのですが
幼稚園はすべてが子ども向けに設計されています。ですからひとつひとつの動作が自分で出来る環境になっているのです。
- トイレに座る
- 手を洗う
- 食事のためにテーブルで待つ
- 帰宅してかばんをおく
これらの些細な毎日の動きが 自宅ではどうでしょうか?
全てが大人のための環境になっている自宅では・・・
- トイレに座る➡ステップに上る➡補助便座を使う
- 手を洗う➡ステップに上る
- 食事のためにテーブルで待つ➡高い椅子に上って座る(もしくは大人に座らせてもらう)
- 帰宅してかばんを置く➡鞄置き場は玄関から遠い
全ての行動に 子ども用のモノが必要で、一つか二つ動作が多く加わっているのです。
だから、
ママー!できない
となるわけです。
お片付けをしてスペースを整えると この部分が大きく変わってきます。
自分で出来るように スペース全体と子どもの導線を考えてから 環境づくりが始まります。
こちらのお宅はリビングに子どもスペースがあります。
子どものモノだけをまとめて 区分して置いたのですが、この中でもぱっと見ではわからない 工夫がされています。
お子さんと一緒におもちゃを箱に入れながら お母様から日々のお子様の様子を聞きながら進めていきます。
こんなふうにできたらいいな というちょっと先の未来を考えながら 今困っていることをひとつひとつ解決していきます。
この環境になってからは 上のお子さんは園への準備を自分でするようになったそうです。
帰ってからの自分のモノをしまうこともできるようになったということで、お母様が感動されていました。
子どもはやればできます!
その可能性を 散らかった部屋では発揮できません。
子どもの未来のために 子どもスペースを片づけましょう。