処分できない写真を供養する。 浄智寺の写真供養祭にいってきました。
北鎌倉の「浄智寺」写真供養祭に参加してきました。
生前整理セミナーでお伝えしている写真の整理。
実際はどんなものなのか体験する必要があったからです。
実際の様子をご覧ください
この道の左に、舗装されたアスファルトの道がありますので 階段が苦手な方はそちらをお使いください。
参加者はすでに生前整理に取り掛かられている方が多いと感じた。
待ち時間、お隣のおばさまにインタビューしたり、近くの方の話に耳をひそめたところ もうすでにほとんどの写真を整理していて、
「ゴミとして捨てるにはしのびない写真」
を供養している人が多いようでした。
結婚式や集合写真など 大きい写真
遺影
などの印象です。もちろんスナップ写真を紙袋に入れて持参されている方もいました。
となりのおじさまは
「子どもに自分の写真を残しても困るだろうと思ってさ・・・
処分するために川崎から参加しました」
とおっしゃっていました。
そのお考え、素敵だなあと思いました。
反対隣のおばさまは 親戚や友人の結婚式の写真を持っていらっしゃいました。見せていただいたのですが みんな立派な写真ばかりでした。ゴミとして捨てるには バチが当たりそう・・・
段ボールを持ち込んだりする人は誰もいない印象。
参加された方はすでに写真の整理に取り掛かっていると想像できます。
供養の作法は
- 本堂に一礼
- 写真をくべる
- 感謝して合掌
- 本堂に一礼
参加にあたっての注意点
- お焚き上げはプリント写真のみ。ネガ・アルバム・額はできません。
- 当日持ち込みのみ受付。事前の郵送は不可。
- 大量にある場合は 数枚をくべて 残りは実行委員会の方が管理、供養してくれるようです。
※ ご志納・・・みなさん大体千円札を納めていた様子です。真似して私もそうしました。
参加した感想は・・・
もしかして世の中には 撮ったはいいけれど見返されない写真って多いのではないか?
撮った写真・・・見てるかな?保存のためにとっておくのはもったいないことだと思いました。
写真は見返すためのもの。とっておくためのモノではない
時々写真を出して 家族で見る時間を作ろうと思いました。
いろんな地域・場所で写真供養ができたらいいだろうな・・・と思いました。
しかし、火を扱い、消防署に届けが必要なことなので 開催にはかなりの手間と労力がかかるだろうと感じました。
写真供養祭が近くにない方へ
人が映っている写真を捨てるのは 場合によってはとても気が引けます。
なくなった親族の場合ならなおさら。
そのような方は 白い紙にくるんだり 紙袋にいったん入れてみましょう。
そして、手を合わせて
今までありがとう
と口に出して伝えてみてください。
決断できない場合は近くにいる方に宣言してもいいでしょう。
「○○の写真、処分することにした」と。
誰かが決めないといけないことなのです。
つらい場合もあるでしょうが 迷っている今が 決めるべき時なのかもしれません。
無理なようならそのまま、またとっておいてもいいでしょう。
しかし、また後で 同じように処分に悩むことは確実です。
写真の整理は 片づけの難易度トップ3位に入っています。
とても目が疲れるらしいです。
アルバムから剥がす手間がかかります。
是非 早いうち(60代)に一度・整理されることをお勧めします。
写真供養祭詳細
- 開催地:浄智寺 鎌倉市山之内1402 JR北鎌倉駅下車徒歩6分
- 日にち:2019年11月9日 11時~15時 毎年11月第2土曜日
- 参加料:無料
- 供養料:受付時ご志納