私のピアノのモノローグ 最終話(全5話)
私のピアノの物語
第4回目です!
今回でピアノのモノローグはおしまいです。
私はピアノ。
2016年 秋田から湘南に引っ越してきました。
年齢は・・・推定38歳。
私はこの湘南で 第2の人生を歩むことになりました。
環境ががらりと変わりました。
秋田にいたころは とても寒くて湿気が多い。
湘南のママにはびっくりされるらしいんですけど ネズミもいたの。
だけどここは・・・
マンションで床暖。
専用の部屋はなく、リビングに置かれているし 揚げ物をした時には油がつきそう(ノ゚ο゚)ノ
まだ引っ越しして2年しかたっていないけれど この環境の変化は大きかったな(^▽^;)
何やらご主人は アメリカ好きらしく、ショウコちゃんがセッティングする間もなく 赤いラグをかけられました。レースやビロードは インテリアに合わないとか・・・。
そして何より驚いたのが
「実家みたいになるから ピアノの上には何も置かないようにしたほうがいい」
とショウコちゃんに言っていました。
なにやらテーマは
「アメリカのど田舎の家のリビング」
らしいです。
とにかく 毎日にぎやかで 季節を感じられる毎日を過ごしています。
ここ10年くらいは 毎日薄暗い部屋で無言でしたから ありがたい毎日。
それに ほぼ毎日へたくそな練習に付き合わされる幸せ
私の使命は歌うこと。
使命を果たせることに喜びを感じながら
家族の愛と共に歌い続けます!
私はショウコちゃんのピアノですから。
おわり