子ども部屋のレイアウト初めに考えるべきたった一つの事
子ども部屋は子どもの成長に合わせて短期間で変化します。
幼児のころは単なる遊び部屋・子どもの荷物置き場だったけれど
小学生になると学習机が入ったり、洋服ダンスが増えたり・・・
子どもが成長し 生活が変化しているのに お部屋は幼児のまま・・・では暮らしづらくはないでしょうか?
引っ越し、入学・学年末・卒業などの節目だけでなく
何となく暮らしづらいな・・・と思ったときに
お部屋のレイアウトを見直ししてみてはいかがでしょうか?
子ども部屋のレイアウトをする際に 初めに考えるべきたった一つのことは何か・・・
それはゾーンを分けることです。
子ども部屋がどのような行為をすることが多いか?
いくつか考えつくものをあげてください。
- 睡眠
- 着替え
- 勉強
- 余暇
他に何かありましたか? 習い事の練習だったり 大好きな遊びのコーナーを上げた方もいるでしょう。
これらに関する専門のゾーンを 子ども部屋でそれぞれ仕切ってほしいのです。
以下のように簡単に殴り書きで大丈夫です。
このような部屋があったとします。
先ほどあげた・勉強・着替え・睡眠などをコーナーごとに配置する、つまりゾーンを決めることをします。
仮に
緑色のコーナーを 着替えゾーン
水色のコーナーを 睡眠ゾーン
黄色コーナーを 勉強ゾーン
と決めてしまうと なんとなく置くものが見えてきませんか?
あくまでこれは「仮」です。
仮置きしてみると コンセントの位置が合わなかったり 窓の高さと家具が合わないなど いろいろとせめぎあう事がわかってきます。
こうしてあれこれ検討し 正式にレイアウトが決まっていきます。
家具とレイアウトが折り合いがつかなくなった時・・・その時は潔く収納用品の見直しをお願いします。
収納用品にこだわりすぎるといいことがありません。
部屋の造りはリフォームでもしない限り変えられません。・・・となると予算を抑えめに変更できることと言ったら収納用品やモノの見直しとなるのです。
部屋に合わない収納用品を使っていると 動線が悪くなりますし散らかりやすくなります。
何となく使いづらいという状況で何年も暮らすよりは 少々予算がかかったけれど 快適で暮らすほうがずっとステキではないでしょうか?
何となく増えたモノを 何となく空いている場所に置くとどうなるか?
ゾーンがごちゃ混ぜになり
勉強とおもちゃが同じ場所にあり 勉強に集中でなくなる
着替えと余暇のモノが同じ場所にあり 探し物が増える
など
モノが混乱し 人の導線が混乱し 思考が混乱してきます。
結果
時間を無駄にします。
買い足しなどで経済的にもよくありません。
快適でリラックスできる部屋ではなくなってくるのです。
行き当たりばったりで家具を移動させるのではなく
まずはゾーンを決めましょう!
家族でレイアウト変更するときにも ゾーンをお互いに意識していれば大きなズレなく進めていくことができるでしょう。