失敗しても子どもを叱ることをしない幼稚園の先生が本気で子ども叱る時とは?
若い頃、幼稚園教諭をしていた整理収納アドバイザー小野寺です。
幼稚園教諭は幼児教育のプロ。子育て本によく出てくる「褒めて育てる」のが得意なんです。
私の経験からの視点ですが それほど叱らずとも子どもはとても賢い存在なんですよ。
逆にね、子どもに強い口調で話したり 叱ることが多い教育者は”技術が未熟な証拠”という 業界内の暗黙の了解があるくらい。
今日の話題は子どもを「叱る」ことについて。
- 子どもの失敗を叱ることをしないのはなぜ?
- 先生時代に子どもを叱ったエピソード
1・子どもの失敗を叱らないのはなぜ?
子どもが失敗するのは当たり前!
失敗を叱っていたらチャレンジすることをしなくなっちゃうから叱らないんです。
子どもがチャレンジしなくなることが一番困る。
幼児って 経験がそのまま学びになるんです。だから失敗した経験までも学びと考えるのです。
失敗したっていい!のスタンスだからほとんどの場合が叱りません。ちゃんとそこで立ち止まって子どもなりに学べばよいのです。
チャレンジしない=学ばない
だからこそ、
失敗できる・チャレンジできる環境にしていました。
雑巾がすぐ取り出せる
着替えをすぐとれる場所に置いておく
水分がこぼれてもいい床にしてある・・・など。
それにね。これは本当にかわいい話なのですけどね。
失敗したら、子どもって本当に悲しそうな顔するの。やっちゃったー・・・って顔。中には勝手に泣き出しちゃう子もいる。
もう反省しちゃってる子を 叱る事なんてできなかった。
むしろ励ましたかな・・・
そんな感じで 子どもを叱らずに過ごした先生時代でした。
だけど マジになって叱ることも時にはあるんです!!
2・先生時代に子どもを叱ったエピソード
いつでもニコニコ優しい先生ばかりではいられない時もありますよ。それは・・・
- 失敗したのに人のせいにする
- 失敗したのに逃げて立ち去る
- 友達に迷惑をかけたのにへらへらしている
状況にもよりますが、だいたいこのような時には見逃しませんし黙ってはおりません。
私の場合は一度真顔になります(笑) これは本当に効く!
先生の本気・マジが伝わるんです。
大体の子どもがここで ハッ!! とした顔になり ちびまる子ちゃんの顔にあるような縦線が入ります。
それでも 悪びれない場合は 先生の叱りモードが上がり 対応が段階を経て上がっていく、というパターンです。
私が担任していたのは3歳児なので ここまでくるパターンはほとんどありませんでした。
年齢が高くなると 叱る技術が高度になり、より先生と子どもの関係が強くないと子どもに響かない印象です。
以上 子どもを「叱る」ことについて お伝えしました。
片付けの視点から
子どもの失敗に備えているか
お宅を少し確認してみてくださいね。
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